ムジゲの便り |
手を合わす 中秋の月 ひんやりと |
クレト 中村 道生 神父 |
韓国は今日本のお盆に当たる チュソク(秋夕)の連休の中にあって、ソウル市内は閑散としています。 こちらの修道院ではフランシスコの祝日を前にして9日間の祈りが始まりました。怒りや憎しみに対して許しと癒しが与えられますように。 同時多発テロ発生以来どうも日本のマスコミ、特にNHKはアメリカの武力攻撃に偏った情報ばかりを、しかも殆ど無批判に流しているようで気になります。アメリカはもちろん世界中が武力攻撃を容認しているような口ぶりです。どうも可笑しいと思っていろいろPCを通して情報を探してみました。 (以下の記事はどこから引用したのか分からなくなりました。本来不法な引用になるのかもしれませんがおおめにみてください。) 武力行使「支持」は米とイスラエルだけ 31カ国調査で チューリヒ発のロイター通信によると、世論調査会社ギャラップは21日、米同時多発テロへの米軍による大規模な武力報復の是非について世界31カ国での調査結果を発表した。それによると、欧州や南米などでは8割から9割が武力行使よりもテロの容疑者の身柄引き渡しと裁判を求めていることが明らかになった。「支持」が半数を超えたのは米国とイスラエルの2国だけだった。 調査はテロ後1週間前後にあたる17日〜19日の3日間に実施された。多くのイスラム諸国と敵対するイスラエルでは「支持」が77%、テロの標的となった米国では54%に達した。だが、NATO(北大西洋条約機構)加盟国の中で「支持」が比較的高かったフランスやオランダでさえ3割弱にとどまった。 また、武力行使に踏み切った際も、民間人を標的にしない限定的な攻撃にとどめるよう求める声が7割から8割と多数を占めた。 調査対象には日本は含まれていない。 今日本で、アメリカの報復攻撃に反対する若い人々のネットワークを見つけました。ご存知の方もおられるかもしれませんが、このホームペイジを見てください。そして連帯してくださればと思います。彼らは知ってか知らずか、預言者の役割を果たしているように思えてなりません。 http://www.peace2001.org/ |