ベトレヘム生誕修道院で火災

5月3日

アンジェロ 春山 勝美 神父
Fr.Angelo Haruyama Katsumi, OFM
haruyama@netvision.net.il

イスラエル軍進攻以来、ひと月ぶりに出勤したベトレヘム在住のドウラクマノ(香部屋係りの補佐)の説明。

昨夜、それに、今朝もイスラエル狙撃兵と大聖堂に立て篭もったガンマンの間で銃撃戦がありました。その際、フランシスコ会修道院図書館辺りから火が出たとのことです。
イスラエル軍は大聖堂周辺に狙撃兵を配置しています。昼夜監視しています。大聖堂内で人影を見つければ狙撃します。火災の原因が照明弾によるものかどうかは明らかではありません。

ドウラクマノが元気な姿で出勤してきたのでひと安心でした。家族も元気だとのことでした。ただ、住居のガラスはベトレヘムのアラファト議長府をヘリコップターから攻撃の際、爆風で壊されました。そして、庭にはイスラエル軍戦車が布陣していました。イスラエル軍はベトレヘム占拠後は外出禁止令を出しました。数日置きに、2時間、あるときは3時間、生活必需品購入のため外出禁止令が解除され、移動することが許されるとのことでした。

アラファトはラマッラから開放されましたが、これが和平、共存への一歩になるのかどうかは彼がテロを押さえ込むことが出来るかどうかにかかっています。イスレエルは今回のパレステイナ各地への進攻で自治政府とテロ組織のつながりを示す証拠を多数押収しました。

May. 2, 2002
Fighting erupts at Church of Nativity By The Jerusalem Post Internet Staff

http://www.jpost.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=JPost/A/JPArticle/Full&cid=1020146456369