養成プロセス

SDAMIANアスピラント期(半年~1年)   入会を希望しながら自宅において、兄弟たちや各地の共同体とコンタクトを保ち修道召命の識別を生活の中で続けていく時期。「静修の集い」 、「赤倉山荘(妙高教会)での青年の集い」等に参加して準備する。

志願期(1年~2年)   志願院では、聖フランシスコの生き方に倣うフランシスカン(小さき兄弟)としての生活の基礎を、共同生活(兄弟たちとの生活)を通して学んでいきます。フランシスカンへの第一歩はここから始まります。また、日本各地の兄弟たちを訪問し、自らの召命を見つめ考える時とします。(田園調布修道院)

修練期(1年~2年)   志願期を経た兄弟は、外部との接触を少し控え、自らの召命を更に深める静かな時を迎えます。修練院では沈黙の内に祈りと労働を中心とした生活を送り、フランシスカンとしての生き方を深め、神と人々の前で、修道誓願(従順・清貧・貞潔)を宣立する準備をします。(さいたま修道院)

有期誓願期(3年~6年)   修練期の終りに初誓願を宣立した兄弟は、一年毎に誓願を更新してTAUSANDLゆく有期誓願期を過ごします。この時期に兄弟たちは、フランシスカン としての生き方を祈りと勉学を通して模索しつつ更に深め、本当に自分はこの道に生涯を捧げるのかと、自由意志による決断のもとに荘厳誓願(終生誓願)を宣立する準備をします。(田園調布修道院)

生涯養成期   荘厳誓願を宣立した兄弟は、キリストの福音を証しすべく神から与えられた「小さき兄弟」としての召命を、その生涯にわたり自ら問い掛け、深め生きてゆきます。派遣されるそれぞれの共同体で、司祭職の召命を受けた者はその準備と奉仕を、ブラザーの兄弟たちはそれぞれの召命に従い促されて各地で奉仕します。